労働者のポジションでいくらがんばっても、それは自分のためではなく、株主のためになる。いわゆる搾取というやつだ。
今まで騙し騙しやってきて、これは社会のためだとか、お客さまのためだとか、自分の経験になるだとか、そういう目の逸らし方をしてきた。
だが、直観的に理解してしまったが最後、もう踏ん張れないよ。輝いて見えた労働は、ただこなすだけの作業に成り果てる。こんなのを何年も続けて麻痺してしまうと、一端の社畜に昇進できる。めでたい。
ほとんどの人が労働から逃れられないという現実で、豊かに生きるにはどうすればいいか。ひとつの答えが蓄財だろう。まとまった資金があれば資本家のポジションがとれる。お金が働いてくれる分少し楽になる。
それともうひとつ、目的意識のもとで行動するのも必要なことだと思う。表面上は搾取されていても(実際に搾取されているのだが)、自己実現の目的に向かって働いていれば、スキルアップや給与アップや転職につながる。
静かなる退職が流行っているが、それはいつでもできる。やるとしても、給与を上げた方が効果は抜群だ。
さて、会社にいる間にひと波乱起こすとしますか。